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2011年2月24日木曜日

地球最後の桃源郷、ブータンにおける「心が活きる教育」

今日のニュース
余録:ブータンに学ぶ(毎日新聞社)

背景を読み解く関連書
心が活きる教育に向かって

(前略)
先代、第4代国王ジグメ・シンゲ・ワンチュックは国家開発計画の中核概念として、1976年「国民総幸福(Gross National Happiness:GNH)の概念を提唱し、既存の物質的繁栄や経済的成長を中心とした開発を否定し、仏教に根ざし、ブータン文化に立脚した持続的発展と近代化の方向を提示した。
(中略)
2005年の試行調査によれば、幸福感、生活の質、人生を楽しむこと、生活満足度の4項目についてのブータン人の幸福感の平均値は6.93(10点満点)と高く、幸福でないと回答したのはわずかに1.4%であった。(中略)GNHの概念は2008年のブータン王国憲法にも明記され、政府の政策文書には、国家による公教育の普及と拡大は、人々をエンパワーし、貧困を克服し、国民の幸福感を向上させる最も重要な手段としている。(「第4章 ブータンに学ぶ幸福感と教育」より一部抜粋